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舞台と物語に恋しているダンボの日記です。皆様に楽しいこと、幸せなこと、笑えることがたくさん降り注ぎますように!


by dumbo-kakeru
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素敵だぞ日記(「アーティスト デイト」、お嬢様ご機嫌ななめ)

♪ず〜っと脚本書いてまして、頭がだんだん働かなくなってきました。
「書く」ことは私の恋人なんですが、どんなに大好きな人でも、ず〜っと一緒にいすぎますと、やっぱり飽きますね。

でも、私は、ず〜っと楽しみを持って書き続けられる人になりたいのです。
多分本当に愛し合ってる恋人とか夫婦なら、どんなに一緒にいても飽きないと思うのです。

どうしたらいいのでしょうね?

そんな時、私の大好きな本「あなたも作家になろう 〜書くことは、心の声に耳を澄ませることだから〜」(ジュリア・キャメロン著)の中の、とても素敵な文章を思い出しました。
ちょっと引用させていただきます。

「書きものをしているとき、順調に進むというまさにそれが原因で、ふいにアイデアが干上がることは珍しくない。そんなとき、私たちは内なる井戸を枯らしてしまったのだ。

私には、内なる池にイメージを補充するための簡単なコツがある。それは『アーティスト デイト』といって、週一回、興味ある楽しい場所にたった一人で出かけることだ。行き先は美術館、ペットショップ、手芸店かもしれない。コンサート、映画、恐竜展かもしれない。
大切なのは出かけること、そして一人で行くことだ。

なぜ一人で行く必要があるのか。それはアーティストデイトが、『アーティスト』との『デイト』だからだ。内なる作家をロマンティックな気分にさせ口説くために、あなたは内なる作家と二人だけの時間をもらねばならない」


…私はこの「アーティスト デイト」という概念が大好きだったのでした。
内なる作家を口説くんですよ!ああ、なんてロマンティック!
なのに、しばらくこの概念を忘れていました。
これからも「アーティスト デイト」を忘れないようにしたいと思います。

ず〜っと「宇宙となかよし」漬けなので、ちょっと違うことを楽しんでみようかな?

たぶん、ず〜っと仲良しのご夫婦は、ワンパターンにならないよう、いろんなバージョンでデートを楽しみ、何度も何度も相手を口説いているんでしょうね!

ところで、私の中の内なる作家(=お嬢様)は今どうしていらっしゃるのでしょう。
お嬢様、ご機嫌いかがでいらっしゃいますか?


♪セバスチャン「大変なんでございますよダンボさん!昨日から私たちはパリに来ているんです!
芸術に溢れた素敵な街なのに、美味しいお料理もお菓子もいっぱいあるのに、お嬢様はちっとも楽しもうとされないんですよ」
お嬢様「もうシャンソンはうんざり!フランス料理もうんざり!いいかげんお米が食べたい!」

(シャンゼリゼ通りの真ん中に座り込むお嬢様。パリの人たちがよけて通る)

セバスチャン「ずっとこんな調子なんでございます。どういたしましょう」
ダンボ「じゃあとりあえず日本に帰ってきたら。世界旅行を続けるかどうかは、明日また考えたらいいじゃない。
さあ、お嬢様、日本でお待ちしていますわ。私も気分転換に、すごく日本的なものを見たくなったから一緒に見ましょう」
セバスチャン「じゃあお嬢様、日本にお帰りになって、『坂東玉三郎さん』のDVDでもご覧になりますか」
お嬢様「わーい!嬉しいわ!娘道成寺!娘道成寺!」

(あっという間に帰ってきたお嬢様とセバスチャンは、ダンボさんと坂東玉三郎さんのDVDを楽しんだのでした)
by dumbo-kakeru | 2010-01-24 23:57