舞台と物語に恋しているダンボの日記です。皆様に楽しいこと、幸せなこと、笑えることがたくさん降り注ぎますように!


by dumbo-kakeru
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♪今日ふと、思いました。
いろんなことがあった2009年だけど、何が一番嬉しかったかなって…

すぐに思いだしました。私の中でベスト1の出来事を。
それは驚くほど些細な出来事でした。
表面的にはたいしたことが起きたわけではありません。
でも、今まで生きていた中でも、きっと一番と言っていいほど心が震えた出来事です。

嬉しい時は、心が震えるものだと思いますが、
私にとってその瞬間の感覚は、
「心のふるえ」の振動数が今までに感じたことがないほど細かかった気がします。

そして、心の「表面の部分」ではなく、もっと奥の奥の方…
心の一番芯の部分が、震えた気がしました。

今思い出しても、同じ感覚を味わうことができます。
たぶん、500年後でも、この嬉しさを覚えていられるだろうと思います。

あの嬉しさを感じることができただけでも、生まれてきた意味があったような気がします。

なのに、今日気づきました。
その出来事を体験していた瞬間の私は、その瞬間がとても貴重なものであることを全く理解していなかったなって…。
それどころか、ついさっきまで、ほとんど思いだすこともなかったのです。

でもきっと、その時に感じた感覚の記憶は、私の身体の深い深い部分に埋め込まれて、
その後の私の生き方すべてに影響を与えていました。
私は全く自覚していなかったけれども…

ある方が私にくださった、素敵な言葉を思い出しました。

「本物の光は、これ見よがしではなく
まるで無いかのように、精妙で静かに周りを灯し、
なのに深く浸透力のあるものです」

2009年の私は「本物の光」に出逢えたのかもしれません。
本当に素晴らしい年でした。


♪皆さま、こんばんは。セバスチャンでございます。
数日前、をはませ様からリクエストをいただきました。『セバスチャンの若い頃の話を聞いてみたいです』って…。

ふとお話させていただく気になりました。
良かったらお聞きくださいませ。

あれは私が本当に若い頃…私がまだ7つか8つの頃…
隣に、ある一家が引っ越してきたことがあったのです。
その一家には私と同い年の女の子がおりました。

前にもお話させていただいたように、私は街でも評判の美少年でしたから、女の子にはすごく人気がありました。
女の子はみんな、私に色目をつかい、ちやほやしてくれたのです。
私はそのことにすっかり慣れきっておりました。

でも隣の女の子は違いました。
初対面の私にいきなりこう言ったのです。

「セバスチャン、私、オマール海老が食べたいの。今すぐ川へ入って取ってきてちょうだい」

そんな無茶な要求ってありますか?オマール海老ですよ。
なのに、私は気づくと、手に網を持って駆け出しておりました。

数時間、川の水に膝まで浸かって格闘しましたが、もちろんオマール海老なんかおりませんでした。
仕方なく私はザリガニを取って帰りました。
「ちゃんと君のために努力したよ」ということを示したかったのだと思います。

「何よこれ!ザリガニじゃない!」
と彼女に怒られることを覚悟していた私でしたが
意外なことに彼女は
「わあ!なんて美味しそうなオマール海老なの!」
と喜んでくれました。
そしてそのザリガニを料理係に料理させてしまったのです。

彼女は、そのザリガニを実に美味しそうに食べました。
私も仕方なく食べました。
意外と美味しかったですが、やはり後で二人ともお腹が痛くなってしまいました。

でもそのことをきっかけに、私と彼女は仲良くなりました。

彼女は私に無茶なことばかり言いました。
私はいつも彼女のために走り回っておりました。

要求を叶えることができると、彼女は大げさに喜んでくれました。
叶えることができないと、父親にもらったという日本製の団扇で、私の頭をバシバシ叩きました。

彼女に喜んでもらえるのももちろん嬉しかったですが、
団扇で叩かれるのも、なぜかそれ以上に嬉しかったような気がします。

そんなことが数カ月続いたある日…
いつものように隣の家に遊びに行くと、隣の家はなぜかもぬけの空になっておりました。

そのまま夜まで待っていても誰も帰ってきませんでした。

私には何が起きたのか全くわかりませんでした。
彼女の父親が事業で失敗し、借金取りから逃げたのだろうと、後で近所の大人が言っておりました。

私は彼女がいなくなったことにもちろん悲しみはしましたが、
その悲しみは長くは続かなかった気がします。
少年時代の私には、他にたくさん興味がひかれることがあったからです。
もちろん、ちやほやしてくれる女の子にも他に沢山いましたし…

でも、私はたぶん、その時に彼女と別れなければならなかった喪失感を、ずっと抱え込んだままだったんだろうと思います。
自分でも自覚できないぐらい、身体の深いところに刻まれた悲しみを、どうしても癒すことができなかったんだと思います。

大人になった私は、結局誰とも結婚しませんでした。
ずっと独り身のまま、中年と呼ばれる年になってから、ふらりと日本を訪れ、そのままなぜか住みついてしまいました。

そして、ある不思議なご縁で、お嬢様のお世話をすることになったのです。

今になって思います。
小さい頃、彼女に団扇で叩かれた思い出が、私をはるばる日本にまで導いてくれたんだって。


そして、あの時彼女と別れた深い悲しみが、私をお嬢様のところまで導いてくれたんだなって。

何十年も後に、私が間違いなくお嬢様と出会えるように、隣の家の彼女は、あの時突然姿を消してくれたんだな、とさえ思えるほどです。

今、私はワガママなお嬢様に無理難題を押し付けられるたび、幸せな気持ちになってしまいます。
私の中に残されたままだった悲しみが、お嬢様のワガママによって少しずつ、少しずつ癒されているのでしょう。

そして、本物のオマール海老をお嬢様が食べているのを見ると、
別に私が川で取ってきたわけではないのに
「どうだい!すごいだろ!」
と誇らしくてたまらなくなるのでございます。


(ダンボ注: この絵はルノワールの「団扇を持つ少女」です)
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by dumbo-kakeru | 2009-12-31 01:10
♪年末ですね〜。
とってもバタバタ、アタフタしています。
年賀状もまだ書き終わらず、大掃除も終わっていない私は完全に年末の劣等生です。
優等生だったことはこれまで一度もありません…(涙)

でも、やることがいっぱい残っているというのに、年末っぽいテレビを見ると、
「今年も一年が無事終わったなー」と満足してしまい、
年が明けると、「よし、新たな気持ちで頑張ろう!」と清々しい気持ちになってしまうのですから
年末年始というの本当にありがたいものです。

もしこうやって、「リセット」できる機会が一年に一度与えられていなかったとしたら、誰もがもっともっと重荷を捨てられない人生になってしまいそうな気がします。

劣等生なりに、できるだけのことをやって、気持ちよくお正月をむかえようっと♪
とりあえず「オールザッツ漫才2009」見るか(*^_^*)

転球さんは今度いつ出てくるのかな〜?


♪昨日の劇団の忘年会で、「ミュージカル 宇宙となかよし」について話し合っていたのですが、
思ったより、座長やみんなの反応が好感触でした。
それは、本当に嬉しい驚きでした。

ただし、「実現するかどうかは本当に脚本しだい」なのです。

Qさんの原作のファンの方も、お芝居が純粋に観たくていらっしゃる方も、どちらにも楽しんでいただけるものを私が書き遂げることができれば、
きっと実現します。
上手くいけば、すごく楽しくて、しかも大切なことを多くの方々に伝えられるミュージカルになるはずなんです。

きっといい形で実現すると信じてます。
皆さま、どうか応援してくださいね!


♪セバスチャン「ダンボさんの日記を読んでくださる皆さま、いつもありがとうございます。最近、お嬢様と私へのコメントも沢山いただけて、光栄なことだと思っております。なのにお返事が遅れてしまって申し訳ありません。『お嬢様とセバスチャンの○○な話や××な話を読んでみたいっ!』っていうリクエストにもなかなかお応えできずすみません。年末の劣等生のダンボさんのことですから、今年中にはたぶん無理です。どうか気長にお待ちください。お願いいたします」

(セバスチャン、深く頭を下げる。だが隣のお嬢様は頭を下げない)

セバスチャン「お嬢様、頭をお下げください。さあ、早く!」
お嬢様「どうして私が頭を下げないといけないのよ。私を誰だと思ってるの?お嬢様よ!お嬢様よって自分で言っちゃうぐらいのお嬢様なのよ。その私が頭なんか下げるわけないじゃない」
セバスチャン「他のことに関してなら全然かまいません。ですが、この件に関してはどうしても下げていただかなくてはならないのです」
お嬢様「どうして?」
セバスチャン「だって、作者のダンボさんがそうしてほしいと希望されたのですから」

お嬢様「えっ」
セバスチャン「お嬢様、考えてもみてください。今私たちはこの美しいお屋敷に住んでおりますが、それはダンボさんがそう設定されたからでございます。ダンボさんの機嫌を損ねでもしたら、私たちはこの瞬間にでも、寒空の下に放り出されてしまうかもしれないのですよ」
お嬢様「そんなことしたら凍え死んでしまうじゃない」
セバスチャン「ええ、そうです。ですから作者のダンボさんのご機嫌はとらないといけないのですよ」
お嬢様「そんなのおかしいわ!たとえ私たちがダンボさんのおかげで生まれたとしても、生まれたからには私たちも意思のある立派な人間よ!
誰も私たちの自由意思を邪魔することはできないわ!」

(そう言うと、お嬢様はお屋敷の窓を開け、空に向かって叫ぶ)

お嬢様「ダンボさん!私たちはあなたなんか怖くない!あなたの思うとおりになんか生きてやらないから!もしやってみたいなら、私たちを寒空の下に放りだしてみなさいよ!」
セバスチャン「お嬢様、おやめください!そんなことしたら本当に…うわあー!」

(その瞬間、見えない力により、お屋敷の扉が開き、強い風が吹き込んでくる。お嬢様とセバスチャンは風にのり、高く高く舞い上がる。そのままどこまでも舞い上がり、雲を突き抜け、宇宙に飛び出し、二人はまるで二つの流れ星のようにあっという間に地球を一周した)

お嬢様、セバスチャン「うわあああ〜!」
セバスチャン「落ちる〜!お嬢様〜!」

(急に風が止み、二人はある場所に不時着する)

セバスチャン「あいたたた…お嬢様、大丈夫でございますか?」
お嬢様「ええ、なんとか、なんとか大丈夫よ」
セバスチャン「ここは…いったいどこでございましょう?」
お嬢様「黄色い建物…これはLOFTだわ。ここは梅田の茶屋町よ。こっちの建物は…毎日放送だわ」
セバスチャン「ってことは、お嬢様の大好きな、『オールザッツ漫才』がちょうど生放送中じゃないですか」
お嬢様「うわー本当だわ。一度生で見てみたかったのよ。行きましょう!セバスチャン」


手をとり走りだすお嬢様とセバスチャン。
その時、トレンチコートを着た男が携帯で話しながら通りすぎる。

セバスチャン「あ、転球さんだ」
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by dumbo-kakeru | 2009-12-30 02:05
♪今日は劇団の忘年会でした。私の所属する劇団は、現在表立った活動を停止しているので、みんなに会うのも久しぶりでした。

普通に忘年会だったのですが、私は最近考えていることや計画していることについて、座長やみんなに話したいことがいくつかありました。

話が下手なこともあり、ちゃんと伝わるか心配だったのですが、思ったよりずっといい話し合いができて、とても嬉しかったです。

恐れずに話せばちゃんとわかってもらえるんだな、と思いました。

みんなと久しぶりに舞台やお芝居の話もできたし、
言いたいことは全部言えたのでとにかく満足です!

全くお酒を飲んでいないのに、
「ダンボさん、酔ってる?」と言われるほど楽しみました(笑)

私はやっぱり劇団てんが好きなんだと思います。

本当にいい、一年の締めくくりになりました!


♪お嬢様「セバスチャン、私は今あまり喋りたくない気分なの。それぐらいとっても幸せなの」
セバスチャン「はいはい、よくわかりますよ。ま、先ほどまでお嬢様は驚くぐらい喋っておいででしたけどね」
お嬢様「さっき喋ったことなんて、私が普段考えていることの一億分の一ぐらいよ。本当はその一億倍ぐらい夢があるんだから!」
セバスチャン「はいはい、よく存じております」
お嬢様「でも口ばかりで現実が伴わなければ馬鹿みたいよね。大丈夫かしら?私やっぱり不安になってきた‥」
セバスチャン「大丈夫でございます。お嬢様は今日、皆さまにちゃんと話すことができたじゃございませんか。それがまず第一歩でございます。それを聞いた皆さまが、それぞれにイメージして、見えない力でお嬢様を後押ししてくださいますよ。
なぜかわからないけれど、来年はお嬢様にとって、とってもいい年になるような気がするのです。
セバスチャン、新しい年がくるのを本当に、本当に楽しみにしておりますよ!」
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by dumbo-kakeru | 2009-12-29 01:27
♪てつのすけさんという方が主催してくださった「インド映画とインド料理を楽しむ会」(正式名称はなんていうんだろう?)に、笑文ちゃんのお誘いで参加させていただきました。
見せていただいた映画のタイトルは「オーム・ジャイ・ジャスディック」という映画です(これも多分です。いい加減ですみません…(^_^;))

私が今までに見たインド映画といえば、ハチャメチャで、ストーリーもツッコミどころ満載だったのですが、今日見た映画はすごく脚本が丁寧で、本当にきちんとしたいい映画でした。
オーム、ジャイ、ジャスディックという三人の男兄弟と、その母親、そして三人の伴侶となる女性の愛と葛藤を描いたドラマで、父親の残した「海辺の家」が、彼らの「守りたいもの」の象徴となっていました。

インドの話なのに、まるで橋田先生のドラマのように(笑)すごく身近に感じられるホームドラマで、いろんなシーンで涙が出てしまいました。

私が印象に残ったのは、あまりにこの家族の結束が強いため、一緒に暮らすことになったジャイのお嫁さんが、この家族から浮いてしまうシーンです。
みんないい人で、互いに愛し合っていることはわかっているのに、ほんの少しの生活習慣や、価値観のズレが、どんどん誤解を招いていく…
そして心細さのあまり、つい自分を守り、人を傷つけることを言ってしまう…
「あるよな〜、こんなこと…」と切なくなりました。

後半、この家族はどんどん困難に巻き込まれてしまうのですが、そこで印象に残った長男オームの台詞があります。
「私はいつも正直に生きている。だからどんな瞬間からでも人生を築き直せるんだ。私は自分も、他人も恐れる必要がない」
というような台詞でした。

失敗や挫折だと思えることを経験したとしても、それが自分の気持ちに正直に生きた結果なら、あらゆる瞬間が失敗ではないんだ、ということをあらためて感じることができました。

本当に素敵な映画で、大好きな映画になりました。
この映画を見て、インド映画に対する認識が変わった気がします。
てつのすけさん、誘ってくれた笑文ちゃん、本当にありがとうございました!


♪その後、市原民子さん(たみちゃん)&吉岡澄(きよみちゃん)のライブ、「酒とあんこ」ライブに行かせていただきました。
直前までインド映画を見ていた私は、第2部からしか聞かせていただけなかったのですが、とっても素敵なライブだったので、行けて本当に良かったな、と思いました。

どの曲も良かったのですが、とくに、きよみちゃんがウクレレの弾き語りで歌ったアンジェラ・アキさんの「手紙」と、たみちゃんの「心の翼」(大浦みずきさんが残された名曲!)に涙ぐんでしまいました。

二人は私のミュージカルスクール時代の同期で、昔から歌が大好きな人たちでしたが、二人とも大人になって、さらに魅力が増していて、嬉しくなりました。
まったく個性も歌声も違う二人なのに、一緒に歌うと、何ともいえず、良いんです。

なんていうか…きよみちゃんの真っすぐな歌声を、たみちゃんがサンドしているというか、くるんでいるというか…

図式としては、「たみちゃん・きよみちゃん・たみちゃん」または

「       たみちゃん
たみちゃん・きよみちゃん・たみちゃん
        たみちゃん        」って感じですね。(何言ってるんだろう…、私…」

ちなみに「酒とあんこ」の「酒」担当はたみちゃんで、「あんこ」の担当はきよみちゃんで、
二人で「酒まんじゅうを創ろう」というコンセプトだそうです。
なるほど…ホカホカの酒まんじゅう、できてた!できてた!

そう言えば、二人が歌い終わって、「アンコール!」って声がかかったときに
たみちゃんが「これは『あんこ』へのアンコールなのでしょうか、『アルコール』ということなのでしょうか…」
って言った時には、「上手いっ!座布団一枚!」って思いました。
素晴らしいMC!たみちゃん感動したよ!(褒めるポイントはそこ??)

とにかく、とても楽しくていっぱい癒されたライブでした。


♪またこの二人の会話です…

セバスチャン「お嬢様、最近私たち二人の人気がすごいんですよ」
お嬢様「そう?そんなに感じないんだけど」
セバスチャン「ファンの方からメールや、私たちへのリクエストが届いているんです。ダンボさんもしょっちゅう、『お嬢様とセバスチャンのファンです』とか、『お嬢様とセバスチャンによろしく』とか言われるみたいですよ」
お嬢様「ふーん。そうなんだ」
セバスチャン「あっという間にこの人気!このままいけば、来年の年末には『紅白出場』も夢じゃないかもしれません!」
お嬢様「セバスチャン…あなたいったいどこに行きたいの?」
セバスチャン「お嬢様、ぜひコンビを組みましょうよ。バンド名は…そうですねえ…『お嬢様&セバスチャン』で」
お嬢様「そのまんまじゃない」
セバスチャン「いいじゃないですか。『サイモン&ガーファンクル』ぽいじゃないですか」
お嬢様「全然違うわよ」
セバスチャン「でも難しいのは紅組で出場するか白組で出場するかですね…(お嬢様の顔色をうかがう)…やっぱり紅組ですよね。主役はお嬢様ですもんね。ドリカムさんも紅組ですしね」
お嬢様「そんな問題じゃないわ。第一セバスチャン、あなた音痴だし、楽器もできないじゃない」
セバスチャン「お嬢様が歌ってくだされば良いんです。私はせっかくダンスを練習したことですし、踊りますよ。EXILEさんみたいに」
お嬢様「たった二人のバンドなのに、その一人が踊るの?」
セバスチャン「ええ」
お嬢様「(想像する)…あ、それはちょっと斬新かも…」
セバスチャン「でしょう!さあ、さっそく曲創りをはじめましょう。お嬢様、歌詞を書いてください。私、それに合わせて踊り考えますんで」
お嬢様「踊り?メロディじゃなくて?」

…こうして、今日もお嬢様とセバスチャンの楽しい夜は更けていくのでした。
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by dumbo-kakeru | 2009-12-28 00:47
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♪昨日の深夜、放送された小田和正さんの「クリスマスの約束」をご覧になった方、多かったみたいですね。
私もここ数年、毎年見ていますが、今年もすごく良かったです。
とくに総勢34名のアーティストの方々が、22分50秒のメドレーを歌い継ぐところ、圧巻でしたね!

とくに変わった演出もなく、ヒット曲をアーティストの皆さんが順番に歌っているだけなのに、とっても感動しました。
お客様の長い長い拍手が、その感動を物語っていました。


番組を見終わってから、なぜあんなに感動したのだろう?なにがそんなに良かったのだろう?と考えました。
多分アーティストの方、お一人お一人が、究極に自分を磨き、個性を研ぎ澄まされた方々で、
そのお一人お一人がキラキラされているから、そのキラキラが増幅されてすごいことになっていたのだと思います。

ただ単に、隣の方と声を合わせるだけでなく、究極に自分らしさを発揮しながら、声を合わせることのできる方々だったんだろうな、と思いました。

…そのことに気づいた時、私は大学時代、コーラス部に所属していた時のことを思い出しました。
私の大学のコーラス部は、技術的にはそんなに上手いというわけでもなかったと思うのですが、当時は60名近くの部員がいて、すごく活気があったのです。

そんな私たちの演奏を、他の大学のコーラス部の指揮者の方が「すごく良かった」と褒めてくださったことがあります。
その方が所属されていたコーラス部は、コンクールに出場され、賞を獲られたりされるほど、技術的には私たちよりずっとずっと素晴らしい団でした。
にもかかわらず、「ダンボちゃんたちの演奏がとても羨ましかった」とその方はおっしゃってくださったのです。

当時は全くわからなかったのですが、今はその方のおっしゃってくださった意味が少しは解ります。
私たちのコーラス部の人たちは、きっと一人一人が「自分らしい声」で歌っていたのでしょう。
その方のコーラス部は、コンクールなどでいい演奏をするために、「声を合わせる」ことをすごく頑張っておられたのだと思います。

私たちのコーラス部には、いろんな人がいました。
「歌が好きな人」も「それほど好きでない人」も、「上手い人」も「それほど上手くない人」も、みんなが「楽しく」歌えることを目指していました。
だから洗練はされていなかったかもしれないけど、「何らかの感動を呼ぶ」演奏はできていたのかもしれないな、と思います。


自分を研ぎ澄まし、「あるがまま」の自分であり続ける。
それができてはじめて、「あるがまま」の誰かと本当の意味で心を通い合わせることができるようになるのかもしれません。

2010年は、そんなことができるようになりたいな、と思ったクリスマスの夜でした。




♪さて、最近毎日のように登場するお嬢様とセバスチャンですが、今日私(ダンボ)はふと、
「お嬢様のお母様ってどういう方だろう?」と思いました。
ですから、セバスチャンに聞いてみました。

セバスチャン「‥お嬢様のお母様ですか?今、この絵しかお屋敷にはないのですが、どうぞご覧になってください」

(そう言うと、セバスチャンは一枚の絵を持ってくる)

セバスチャン「ほら、とってもお美しい方でしょう。もっとも、彼女がまだお若い頃の肖像画なのですが。」
ダンボ「本当にお綺麗な方ね。もちろんお母様も、一緒にお屋敷に住まれているのでしょう?」
セバスチャン「いいえ、お嬢様のお母様は、このお屋敷から遠く離れた南の島に住んでいらっしゃるのです。
その島で、美しいお花を育てるお仕事をなさっていらっしゃいます」
ダンボ「じゃあ、お嬢様のご家族は誰もお屋敷にいらっしゃらないの?」
セバスチャン「残念ながら、お嬢様と血の繋がった方はこのお屋敷にはいらっしゃいません。
もちろん、私のような召使いは沢山おりますから、お嬢様は何不自由なく暮していらっしゃいますが」
ダンボ「でも、ご家族がいらっしゃらないんじゃ、お嬢様寂しいわね」
セバスチャン「そうかもしれません。でもお嬢様のお母様は数年前にこうおっしゃったのです。
『セバスチャン、あの子は物書きになりたいようね。だったら一人になることが必要です。本当の意味で孤独を味わうことが。私は、あの子から遠くに離れることにするわ』って。
お嬢様はそのことで、ずいぶんお母様を恨まれたようでした。だって、お母様はお屋敷を出られた日から、ただの一度もお嬢様とお会いになられず、お手紙すらお寄こしになられないのですから。
しかし最近やっと、お嬢様は落ち着かれました。一人でいることにようやく慣れてこられたようです」
ダンボ「そう…お嬢様おかわいそう…」

(セバスチャンは首をふり、にっこり笑う)

セバスチャン「でもね、ダンボ様。今だってやはりお嬢様はお母様に守られているのです。私は内緒にしておりますが、お嬢様の召し上がられている果物は皆、お母様の住んでいらっしゃる南の島から届いたもの。そしてこのお屋敷のお庭に咲き乱れるお花はすべて、お母様が育てられたお花の子供たちなのですよ」
ダンボ「そうなの!なんて美しいお花が咲いているお屋敷だろう、ってずっと思ってたわ」
セバスチャン「私は信じているのでございます。お嬢様が一人前の物書きになり、お母様と再会できる日はもうすぐだって…
人間は一人でいることを愛せるようになってはじめて、本当の意味で誰かと一緒にいられるようになるのです。
人は孤独になってはじめて、孤独ではなくなるんだと私は思いますよ」



ダンボ注 : この絵は、ルノアールの「アンリオ夫人(1876年頃)という絵です。
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by dumbo-kakeru | 2009-12-27 00:19
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♪ミュージカル、「宇宙となかよし」の脚本をぼちぼち書いていますが、なかなか難しいのです。
全然進まない…インドにすらなかなか行けません…

私の実力が足りないと言ってしまえばそれまでですが、「読み物」として面白いQさんの原作と、
舞台になった時の面白さはきっと違うところにあるんだな〜とあらためて感じてます。


面白いのは、原作でチョイ役だった登場人物を膨らませた方がいいなあ、と感じることがあることです。
原作であまり出てこないリエコの彼氏のアキラくんですが、舞台ではかなり重要な役になるかもしれない、と思ったりします。

でも、リエコとアキラの関係を創るのがこれまた難しいんです…
当然ですよね。男女の関係なんて、実生活でも難しいんですから…

今日はふと思い立って、リエコとアキラくんのシーンのリエコちゃんを酔っぱらわせてみました。
少しだけ、二人の関係が親密になった気がしました。

そっか、お酒って、物語の中の二人をも親密にしてくれるんだ。
時にはお酒も必要ですね。

私はあんまりお酒飲まないんですが、たまには飲むか!



♪お嬢様「もういや!書くのってどうしてこんなに難しいの!セバスチャン、もう嫌!私やめる!」
セバスチャン「お嬢様、頑張ってくださいまし。セバスチャン、応援していますよ」
お嬢様「私はきっと才能ないのよ。これ以上やっても無駄だわ」
セバスチャン「そんなことありません。セバスチャンは、お嬢様がとっても素敵なものをお書きになれる方だと信じています」
お嬢様「あなたが信じてくれても、なんの保証にもならないのよ!ねえ、ハッキリした証拠を見せてよ。私が『書ける』っていう目に見える証拠を!」
セバスチャン「お嬢様が『書ける』っていう証拠でございますか…困りましたねえ」

(その時、お嬢様のペットの「かける」がやってくる。ビションフリーゼという種類の犬である)

セバスチャン「おお、そうです。ここに動かぬ証拠があらわれました。かける君です」
お嬢様「どういうこと?」
セバスチャン「この子に『かける』という名前をお付けになったのはどなたでしたっけ」
お嬢様「この子を私にくれた、ビションフリーゼのブリーダーさんよ」
セバスチャン「そうでございましょう。お嬢様は何もされてないのに勝手に、ブリーダーさんによって「『書ける』と命名された犬がお嬢様のところにいらっしゃった。
それこそ、お嬢様が『書くことのできる方』だという、何よりの証拠じゃないですか」
お嬢様「そんなの偶然よ。それに『かける』というのは『書ける』という意味じゃないわ。もともと走る、つまり『駈ける』っていう意味だったのよ」
セバスチャン「いいじゃないですか、そんな固いことおっしゃらずに…」

(その時、お嬢様のペットの「とげる」もやってくる。サイカニアという種類の恐竜である)

セバスチャン「おお、ここにもまた動かぬ証拠があらわれました。とげる君です」
お嬢様「どういうこと?」
セバスチャン「この子に『とげる』という名前をお付けになったのはどなたでしたっけ」
お嬢様「この子を私にくれた、お髭がくるんとした王様よ」
セバスチャン「そうでございましょう。お嬢様は何もされてないのに勝手に、お髭がくるんとした王様によって『とげる』と命名された恐竜がお嬢様のところにいらっしゃった。それこそ、お嬢様が『書くことのできる方』だという、何よりの証拠じゃないですか」
お嬢様「え?ちょっと待って。百歩譲って『かける』はまだわかるけど、『とげる』がどうして証拠になるの」
セバスチャン「『とげる」は『何かをやり遂げる』の『とげる』なんです。かける君が来た後にとげる君もお嬢様のところにいらっしゃった。つまりですね、かける君ととげる君がそろったってことは、お嬢様はちゃん『書き遂げる』ことのできる方なんでございますよ!」

(自分の発見に鼻高々のセバスチャン。でもお嬢様は不満そう)

お嬢様「そんなの偶然よ。それに『とげる』というのは『遂げる』という意味じゃないわ。もともとトゲトゲがいっぱいある恐竜だから、そういう名前がつけられたのよ」
セバスチャン「お嬢様、疑い出したらきりがありませんよ。お嬢様のお悪い癖は、時々目に見えないものをお信じにならないところです。
そんなふうに、とっても大切なものの存在を疑わないようにお気をつけてくださいね。
たとえば…お嬢様に降り注ぐ、目に見えない愛とか、お嬢様を応援してくださっている方々からの、目に見えないパワーを疑わないように…。
それらは目に見えないけど、確かに存在するんです。お嬢様だって、それをちゃんと感じておられるはずですよ。

お嬢様「セバスチャン…」セバスチャン「神様は、お嬢様がちゃんと『書き遂げる』ことのできる方だというメッセージをくださっている。そういうふうにセバスチャンは感じますよ。
もっとも証明する術はありませんけどね」

(お嬢様は、かけるのふわふわした身体と、とげるのトゲトゲした身体を交互になでながら何かを考える。そして決意したように顔をあげる)

お嬢様「わかったわ。私、頑張ってみる。私に降り注ぐ愛とか、パワーと同じように、私が『書き遂げることができる』っていう神様からのメッセージも存在するって信じてみる。ようし、もう一回机に向かうわ!」
セバスチャン「素晴らしい!それでこそお嬢様!」
お嬢様「じゃあセバスチャン、私の部屋にチョコレートを…」
セバスチャン「はい、すぐにお持ちします(去りかける)」
お嬢様「待って!やっぱりミロにするわ。ミロをそのまま食べるの、けっこう気に入っちゃった」
セバスチャン「…お嬢様」

(お嬢様は机に向かう。セバスチャンは嬉しそうに去っていく。
机の横で、かけるととげるがジャレはじめる)

お嬢様「こら!かける、とげる、ケンカしないの!」

(こうして、お嬢様とセバスチャンとかけるととげるのクリスマスの夜は更けていくのでした)
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by dumbo-kakeru | 2009-12-25 22:00
♪クリスマス・イブ。お屋敷の台所にて…

お嬢様「セバスチャン、何やってるの!」
セバスチャン「…はっ」

(スプーンで何かを食べながら振り返るセバスチャン)

お嬢様「あなた何食べてるの?その粉状のものは…まさか…まさか…」
セバスチャン「お嬢様、申し訳ございません!」
お嬢様「またあなたは私の言いつけに背いたわね!やめなさいって言ったのに!」
セバスチャン「申し訳ございません!お許しください!私は…私は…『ミロ』を『そのまま』食べるのがどうしてもやめられないんでございます!」

(セバスチャンがスプーンで食べていたのは粉のままの「ミロ」だった)

お嬢様「ミロは牛乳に溶かして飲む飲み物よ。そのまま食べるものじゃないわ」
セバスチャン「ですがお嬢様、この食べ方がなんといっても最高なんでございます。一度騙されたと思ってやってみてくださいませんか?!」
お嬢様「いやよ!誰がそんなジャンキーな食べ方をするもんですか!」
セバスチャン「またはアツアツのバタートーストに、ミロを『そのまま』振りかけて食べるのも絶品でございます。明日の朝食にでもぜひ…」
お嬢様「いやよ!いやったらいや!」

(お嬢様、そっぽを向く。深く傷ついた様子のセバスチャン)

セバスチャン「私はずっと、お嬢様を大事にお育てしてきました。中でも私が一番気を使いましたのは、お嬢様が『世間の常識にとらわれず、自分の価値観に自信を持つ』女性になっていただきたい、ということでした。ですから…」
お嬢様「ですから何よ」
セバスチャン「お嬢様が板チョコを『わざわざ』電子レンジで溶かして召し上がっていらっしゃるのを見た時は感動いたしました。
世間の方がパリっとした板チョコを好まれる中、お嬢様だけは、『わざわざ』溶かしたチョコレートをお召し上がりになる。これぞまさに『自分の価値観を大事にされる女性』だと思いました」
お嬢様「溶かしたチョコレートをビスケットに付けて食べるのが最高なのよね」
セバスチャン「お嬢様がそうおっしゃいますから、私もその食べ方を試してみました。まろやかなチョコレートと香ばしいビスケットのハーモニー。まさに絶品でございました」
お嬢様「そうでしょう」
セバスチャン「すべての人間にとって一番幸せなことは『あるがままの自分を認めてもらえる』ことでございます。私はお嬢様の『あるがまま』を大切にしようと思ってまいりました。ですから今夜ぐらいは私の『あるがまま』を認めてくださらないでしょうか。ミロを『そのまま』食べることを許していただけないでしょうか?」

(お嬢様、口を閉ざしてそっぽを向いたまま)

セバスチャン「お嬢様!」
お嬢様「…」
セバスチャン「お嬢様…」

(セバスチャン、涙ぐむ。その時お屋敷の呼び鈴が鳴る)

セバスチャン「はい…ただいま…」

(セバスチャンは玄関に向かう。帰ってきたセバスチャンは、大きなケーキの箱を抱えていた)

セバスチャン「お嬢様。クリスマスケーキが届きました。今夜はクリスマス・イブだったのですね。すっかり忘れておりました。
今夜は恋人たちが愛を語り合う聖夜です。こんな大切な夜に、『ミロ』ごときで取りみだした私が大人げのうございました。
本当に申し訳ございませんでした。
さあ、仲直りいたしましょう。ご一緒にケーキを食べさせてくださいませ。お紅茶を入れてまいります」

(セバスチャン、去ろうとする。お嬢様が口を開く)

お嬢様「セバスチャン、ケーキの箱、開けないの?」
セバスチャン「え?お嬢様がお気に入りのパティシエ、J・L・ムーラン様が創られたケーキですよね。彼のケーキは絶品で、いつも美味しく頂いておりますし…」
お嬢様「いいから開けて!」

(セバスチャン、首をかしげながらケーキの箱を開ける)

セバスチャン「こ、これは…」

(絶句するセバスチャン)

お嬢様「素敵でしょう。今年は特別のブッシュ・ド・ノエルを創らせてみたの。溶かしたチョコレートをたっぷりかけて、上からミロを『そのまま』ふりかけさせたのよ」
セバスチャン「お嬢様…」
お嬢様「私、ミロをそのまま食べるのは気がすすまないけど、ケーキにしたら食べられるような気がするわ。私の大好物とあなたの大好物が一緒になったんだから、世界一、いえ宇宙一の美味しい食べ物になっていることでしょう。さあ、いただきましょう」
セバスチャン「お嬢様…私…」
お嬢様「セバスチャン、メリークリスマス。いつもありがとう。これからも私をずっと見守っていてね」
セバスチャン「…お嬢様…」

(セバスチャン、感激のあまり涙を流す。
どこかから、美しい教会の鐘の音が聞こえてくる)


※ダンボ注1 ミロをそのまま食べるのも、パンにかけて食べるのも、溶かしたチョコレートも、私の大好物です。よかったらやってみてくださいね(笑)

※ダンボ注2 J・L・ムーランさんは、実在するパティシエの方で、私の気功の先生の旦那さまです。阪急曽根駅の近くで「パティスリーJ・L・ムーラン」 というケーキ屋さんをされています。ここのケーキは本当に絶品です!ぜひ行ってみてください! 

皆さま、メリークリスマス!
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by dumbo-kakeru | 2009-12-25 00:21
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♪リリーエアラインさん「嶋田綾子リサイタル〜星に願えば〜」を観せていただきました。
去年共演させていただき、マイミクでもキラキラファミリー仲間でもある、嶋田綾子さん(きうちゃん)主演の舞台です!

まさにきうちゃんによるきうちゃんのための作品って感じでしたが、他の出演者の方々の個性もすごく丁寧に生かされたお話でした。
主催の方は、出演されている役者さんのことが大好きなんだな、って思いました。

役者さんにとって、「自分のために作品を書いていただける」ってことは本当に幸せなことだと思います。

同じように作家にとっては「役者さんへのラブレターのように作品を書ける」っていうことは本当に幸せなことです。

その幸せと、幸せと幸せと幸せと幸せが、愉快にぶつかりあった作品で、すごく楽しかったです。
きうちゃんの、「全身で歌い、気持ちでお芝居をしている」あり方が、一生懸命生きている主人公と重なって本当に素敵でした。

物語はきうちゃんが流れ星にお願い事をするところからはじまるわけですが、
偶然私も、昨日流れ星にお願いをしていたので、すごく嬉しくなりました。

この舞台を経験したきうちゃんの人生は、これからますます幸せな方向に展開していくと思います。
私も、そしてみんなもそうなるといいな♪

本当に素敵なクリスマスプレゼントでした。


♪その舞台を見ていて、すごく印象に残ったシーンがあります。
きうちゃん演じる主人公(アヤコ)が、いろいろな事で究極に悩んでしまって、「もう音楽なんてやめてしまおう!」と思った時、
以前オーディション仲間だったオオツカくんがライブを見に現れ、こう言うのです。

「このライブを見終わったら、僕は田舎に帰り、両親のみかん作りを手伝うことにしました。
アヤコさんは音楽、やめないでくださいね。」

このシーンを見た私は、あることを思い出しました。
最近、愛犬のお散歩で時々会う近所の方と、電車の中でお会いしたときのことです。

いつもは愛犬談義しかしないのですが、その時は珍しく、私はその方に仕事やプライベートな悩みを話してしまいました。
その方は、「大丈夫!きっとあなたなら乗り越えられるわ!」と言ってくださった後で、

「ずっとお聞きしたかったんだけど、あなたは何年生まれ?」とお聞きになるのです。


私が生まれた年を言うと、「そうなの!だったら娘と同じ年だわ!」とおっしゃったので、私はすっかり嬉しくなり、
「娘さん、いらっしゃったんですね!ぜひお会いしたいです!」と言ったら、

「会ってもらいたかったわ。すごくパワフルな子だったのよ。25歳から永遠に年をとらないんだけどね」

とおっしゃったので、言葉を失ってしまいました。

娘さんは10年前に、交通事故で亡くなられたそうです。
その方は本当に明るい方だったので、そんなお辛い過去があったなんて全く想像もしませんでした。

その時、私が感じた感情は、お芝居の中でアヤコが感じた感情と同じものだったと思います。

「今まで自分は悩んでいて不幸だと思っていたけど、その『悩むこと』すらできない人がいるんだ…」

生きていたらいろんなことがあるけど、
私たちは、自分の人生を生きている限り、「そんなふうに生きてみたかった誰か」の「夢」を生きているんだと思います。

どんなに自分はカッコ悪いと思っても、きっと誰かから見ると、その姿は輝いているんだと思います。

そう思ったら、一瞬一瞬が大切で、
悩むことも、苦しむことも、結局はみんな素敵で愛おしいことなんだな、
すべて大切にしていきたいな、とあらためて思いました。


♪今日、久しぶりに出会った大切な友人たちに言われた言葉が、とっても嬉しかったです。
「ダンボさんは、人の心を裸にしてあげて、楽にしてあげる才能があると思う」
「ダンボさんは、真実やいろいろな出来事を、うまく言葉にして、それを人にプレゼントできる才能があると思う」

他にもいっぱい素敵な言葉をいただきました。
私こそみんなの言葉のプレゼントのおかげで幸せになっています。

みんな、いつもありがとう(*^_^*)


♪突然ですが、またこの二人が…

セバスチャン「お嬢様、大変でございます!お嬢様の特大ポスターとチラシが、う、梅田駅に…」
お嬢様「え?まあ本当!なぜ?なぜ私はこんなに注目されているの?」
セバスチャン「どうやら来年の四月から、中之島の国立国際美術館で、ルノアール展が行われるそうでございます」
お嬢様「そう。やっと世間のみんなが、私の美しさと才能に気づきはじめたのね。ま、当然ね。遅いぐらいだわ。」
セバスチャン「来年はお嬢様、きっとブレイクされますよ…セバスチャン、楽しみでたまりません!
お嬢様、来年はお嬢様にとって、本当にいい年になられると思いますよ!」
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by dumbo-kakeru | 2009-12-24 00:16
♪昨日、想流私塾で、はじめて塾長に脚本を褒めていただきました。
ほんのささいなことですが、5月から通いはじめて今まで一度も褒めていただいたことがなかったので、とっても嬉しかったです。

実は2週間前の想流私塾で、私は師範からとても厳しいダメ出しをしていただいたのです。

「あなたは自分をまるで描けていません。こんなふうに自分を隠しながら表現するなら、この先いくらやっても無駄だと思います」
というような内容でした。

その時、私ははじめて「自分の致命的な欠点」を鏡にうつして頂いたような気がしたのです。

そのダメを聞いた時、「こんな根本的なことができていないなんて、なんて自分は情けないんだ」という気持ちと、
「やった!これでやっと自分は変われるかもしれない!」
という気持ちが同時に湧きおこり、とても不思議な精神状態になりました。

身体半分がどうしようもなく悲しいのに、身体半分がすごく喜んでいる。
今までに体験したことのない感覚でした。

…そんなことがあり、「自分を正直に、そのまま描くってどういうことだろう?」と考えながら書いたのが、今回の脚本でした。

私は脚本家として本当にまだまだですが、今回「できていないことを、さもできているかのように見せかける鎧」を一枚だけ脱ぐことができたのかもしれません。
これからもっともっと脱いでいって、どんどん裸になっていきたいと思います。

いろいろなことを気付かせてくださるご縁に、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます!

ちなみに塾長は、今回の脚本のことを、「これはとてもロマンチックなお話ですね。現実には絶対にありえないお話ですが、あったらいいなあと思わせてくれます」
と言ってくださったのですが…

私、自分の実生活を、「そのまま」書いたつもりだったんだけどなあ…(笑)

私の毎日は、夢物語なのかもしれません。
でも、それでもいいや(*^_^*)

これからもいろいろ楽しみながら、試行錯誤してみます。


セバスチャン「お嬢様!よく頑張られました…セバスチャン嬉しくて…な、涙が…」
お嬢様「やだセバスチャンたら。こんなこと、たいしたことじゃなくってよ」
セバスチャン「いいえ、小さな一歩をきちんと喜ぶことが、大きな進歩につながるのですよ」
お嬢様「そうね。ありがとう!だったらお祝いしましょう。今夜はワインを飲みながら、坂東玉三郎さんのDVD見放題よ!」
セバスチャン「はいっ!」

(…突然ですが、昨日から坂東玉三郎さんにハマっておられるお嬢様なのでした)


♪びっくりしました!
今さっき、すごくはっきり、流れ星見ちゃった☆彡

青い光だったぞ!
お願いごとしちゃったぞ♪やったあ\(^O^)/

やっぱり、私の毎日は夢物語です(*^_^*)
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by dumbo-kakeru | 2009-12-22 17:44
♪大きな辛いことがあるわけじゃないから
6時30分ってわけじゃないけど
毎日の生活の中で、心の針が正確に12時00分を差していることは難しいです。

1分でも2分でもズレたら、どんどん6時30分に近づくような気がして

必死で12時00分をキープ!

ポイントはやはり笑顔かな。
私はすぐ眉間にシワがよるもんで‥

ま、あの最大級に緊張するシーンで「あの言葉」を連呼された笑い飯さんを思い出せば
いつでも心はお昼休みってもんです♪

お嬢様「笑い飯さんって本当に勇気あるわ。私、尊敬する!だって、M‐1の優勝がかかったあのシーンでチ‥」
セバスチャン「お嬢様!それ以上言ってはなりませんっ!」


♪そんなやりとりを繰り返したあげく、気づきました。
12時00分にするもっと簡単な方法がありました。

大好きな人やもののことを考える‥というより感じる。
嬉しくて身体が震えてしまうほど、深く深く感じるのです。

すると自然に笑顔になれるし、寒くてもぽかぽか小春日和♪

ああ、あったかい!
\(^O^)/


‥その上であらためてあの言葉を思い出せば完璧です。

お嬢様「あの言葉って、やっぱりチ‥」
セバスチャン「お嬢様!」

♪お嬢様「あ、セバスチャン、夜空を見て!今、金星と三日月が近い位置にあってとってもかわいいわ」
セバスチャン「本当でございますね。明日も美しい月や星が見れるといいですね」
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by dumbo-kakeru | 2009-12-21 18:06