思いの強さが強さを生む。
2008年 11月 24日
私は最近、松原寛始先生という方の「手当てマスター講座」というセミナーを受けています。
このセミナーは、私のまわりで有名になりつつある「トータルヘルスデザイン」という会社のセミナーです。
私の祖母は93歳と高齢なので、時々体調が悪いときがあり
(といっても普段はとても元気なのですが)
祖母に「手当て」をしてあげようと思って受講しました。
ところが、祖母のためというより、自分のためにとても有意義なセミナーでした。
松原先生の教えてくださる「リラックス方法」は身体の力を抜くのに、すごく効果的なのです。
お話もブログもとっても面白い先生です。
本当に素敵な先生に出会うことができました。
さて、この日は、松原先生の奥様のタカコ先生の朗読コンサートを聴きました。
タイトルは「神様五分前」
これは、戦時中、特攻隊員であった青年が書き残した日記をもとに創られた作品です。
詳しくは、松原先生のブログをご覧ください。
特攻隊員の方々は「生き神様」と呼ばれたそうで、
青年の日記には、「(死ぬ運命の決まっている自分は)神様五分前のことだし」という箇所があり、タイトルはそこからつけられています。
本当に、衝撃的で、印象的なタイトルだと思います。
映画でもドラマでもなく、
特攻隊員の方の「生の言葉」をはじめて、じっくりと感じさせていただきました。
驚いたことは、
「死に行く覚悟」という、極限状態を感じさせる描写と
すごく日常的な描写が、交互に描かれていたことです。
「甘いものはお酒はもう飽きた」
「今日は床屋に行ってきた」
「好きだったあの人はどうしているだろう」
好きな人に手紙を送ろうかと迷う姿は、私が好きな人にメールを送ろうか迷うのと全く同じでした。
遠い世界のお話ではなく、身近にいる青年の言葉のような気がしました。
この方が素晴らしいのは、
どんな状況においても、自分のことを冷静に「書ける」強さを持っていたことだと思います。
「残された家族に自分のことを伝えたい」
その思いが、彼を強くしたのだと思います。
戦争中、こういう日記が無事、遺族の手にわたったこと自体が奇跡的なことだそうです。
そして、朗読コンサートという形で、多くの人の耳に届くことになりました。
思いの強さが生んだ奇跡です。
このコンサートを聴いて
「戦争はいけないことだ」という当たり前のことと同時に
「強い思いを持って言葉を綴ると、奇跡が生まれる」
という事を教えていただきました。
ありがとうございました。
このセミナーは、私のまわりで有名になりつつある「トータルヘルスデザイン」という会社のセミナーです。
私の祖母は93歳と高齢なので、時々体調が悪いときがあり
(といっても普段はとても元気なのですが)
祖母に「手当て」をしてあげようと思って受講しました。
ところが、祖母のためというより、自分のためにとても有意義なセミナーでした。
松原先生の教えてくださる「リラックス方法」は身体の力を抜くのに、すごく効果的なのです。
お話もブログもとっても面白い先生です。
本当に素敵な先生に出会うことができました。
さて、この日は、松原先生の奥様のタカコ先生の朗読コンサートを聴きました。
タイトルは「神様五分前」
これは、戦時中、特攻隊員であった青年が書き残した日記をもとに創られた作品です。
詳しくは、松原先生のブログをご覧ください。
特攻隊員の方々は「生き神様」と呼ばれたそうで、
青年の日記には、「(死ぬ運命の決まっている自分は)神様五分前のことだし」という箇所があり、タイトルはそこからつけられています。
本当に、衝撃的で、印象的なタイトルだと思います。
映画でもドラマでもなく、
特攻隊員の方の「生の言葉」をはじめて、じっくりと感じさせていただきました。
驚いたことは、
「死に行く覚悟」という、極限状態を感じさせる描写と
すごく日常的な描写が、交互に描かれていたことです。
「甘いものはお酒はもう飽きた」
「今日は床屋に行ってきた」
「好きだったあの人はどうしているだろう」
好きな人に手紙を送ろうかと迷う姿は、私が好きな人にメールを送ろうか迷うのと全く同じでした。
遠い世界のお話ではなく、身近にいる青年の言葉のような気がしました。
この方が素晴らしいのは、
どんな状況においても、自分のことを冷静に「書ける」強さを持っていたことだと思います。
「残された家族に自分のことを伝えたい」
その思いが、彼を強くしたのだと思います。
戦争中、こういう日記が無事、遺族の手にわたったこと自体が奇跡的なことだそうです。
そして、朗読コンサートという形で、多くの人の耳に届くことになりました。
思いの強さが生んだ奇跡です。
このコンサートを聴いて
「戦争はいけないことだ」という当たり前のことと同時に
「強い思いを持って言葉を綴ると、奇跡が生まれる」
という事を教えていただきました。
ありがとうございました。
by dumbo-kakeru
| 2008-11-24 23:59
| 物語