エベレストの頂上の恐怖
2008年 10月 27日
テレビ番組、「人生が変わる一分間の深イイ話」を見ました。
その中で、登山家、野口健さんの
「エベレスト頂上」というお話が、
夢に見そうなぐらいインパクトがあったので、書いておきます。
エベレストの頂上に到着した時、
野口さんが泣いていたので、関係者は「感激の涙」だろうと思ったそうですが、
実は「下山が怖くて泣いていた」のだそうです。
エベレストは、登るよりも降りる方がずっと危険で、
遭難事故の7割が下山途中に起こっているそうです。
野口さんのお話では、
頂上付近の崖には、過去の遭難者の沢山の遺体がそのまま凍っていて、
避けようがなくて、それを踏み越えて行かないと頂上に到達できないのだそうです。
「あれほどの恐怖は想定外だった」
と野口さんはおっしゃっていました。
野口さんと一緒に登った仲間は、下山途中にパニックになり、
酸素マスクや命綱を自分で外してしまって、
真っ逆さまに落ちていったそうです…
司会の紳助さんが
「そこまでして、なんで登るん?」
とおっしゃっていて、私も本当にそうだなあ、と思ったのですが、
おそらく登山家の方の魂は、その冒険をするためにこの世に生まれてきたのでしょうから、
登らずにはいられないのでしょう。
この話を聞いて私はこんな疑問を持ちました。
「魂が計画してきたことを経験しているのに、どうしてこんな恐怖を味わわなければいけないのだろう?」と…
私は「人生は楽あれば楽あり」だと信じたいと思っています。
ましてや魂の計画を実行していれば、人生はよろこびの連続になるはずだと思うのです。
なのに、エベレスト頂上に到達できるほどの、強い意志と強靭な肉体を持ち、そしておそらく運も人一倍いい方が
頂上付近で恐怖に負けるなんてことは、本当はないはずなのではないかと思いたいのです。
私は登山のことを何も知らないのですが、
おそらく無事、帰って来られた方というのは
「自分は自分の力だけで登ったわけではない」
「偉大な存在が、必ず自分を守ってくれている」
と信じられた方だと思います。
ほんの一瞬でも
「自分は守られていないのではないか」
と思ってしまったら、それは命取りになるのだと思います。
…とは言っても、想像を絶する壮絶な話です。
人間は、こんなにも過酷なことに挑戦できる、偉大な存在なんだな、とつくづく思います。
私も何かの恐怖を感じた時
(主に「書けない」恐怖だと思いますが(^_^;))
エベレスト頂上の風景を想像し、
「私たちはどんな時でも守られているから大丈夫」
と思って、勇気を奮いたたせよう、と思います。
その中で、登山家、野口健さんの
「エベレスト頂上」というお話が、
夢に見そうなぐらいインパクトがあったので、書いておきます。
エベレストの頂上に到着した時、
野口さんが泣いていたので、関係者は「感激の涙」だろうと思ったそうですが、
実は「下山が怖くて泣いていた」のだそうです。
エベレストは、登るよりも降りる方がずっと危険で、
遭難事故の7割が下山途中に起こっているそうです。
野口さんのお話では、
頂上付近の崖には、過去の遭難者の沢山の遺体がそのまま凍っていて、
避けようがなくて、それを踏み越えて行かないと頂上に到達できないのだそうです。
「あれほどの恐怖は想定外だった」
と野口さんはおっしゃっていました。
野口さんと一緒に登った仲間は、下山途中にパニックになり、
酸素マスクや命綱を自分で外してしまって、
真っ逆さまに落ちていったそうです…
司会の紳助さんが
「そこまでして、なんで登るん?」
とおっしゃっていて、私も本当にそうだなあ、と思ったのですが、
おそらく登山家の方の魂は、その冒険をするためにこの世に生まれてきたのでしょうから、
登らずにはいられないのでしょう。
この話を聞いて私はこんな疑問を持ちました。
「魂が計画してきたことを経験しているのに、どうしてこんな恐怖を味わわなければいけないのだろう?」と…
私は「人生は楽あれば楽あり」だと信じたいと思っています。
ましてや魂の計画を実行していれば、人生はよろこびの連続になるはずだと思うのです。
なのに、エベレスト頂上に到達できるほどの、強い意志と強靭な肉体を持ち、そしておそらく運も人一倍いい方が
頂上付近で恐怖に負けるなんてことは、本当はないはずなのではないかと思いたいのです。
私は登山のことを何も知らないのですが、
おそらく無事、帰って来られた方というのは
「自分は自分の力だけで登ったわけではない」
「偉大な存在が、必ず自分を守ってくれている」
と信じられた方だと思います。
ほんの一瞬でも
「自分は守られていないのではないか」
と思ってしまったら、それは命取りになるのだと思います。
…とは言っても、想像を絶する壮絶な話です。
人間は、こんなにも過酷なことに挑戦できる、偉大な存在なんだな、とつくづく思います。
私も何かの恐怖を感じた時
(主に「書けない」恐怖だと思いますが(^_^;))
エベレスト頂上の風景を想像し、
「私たちはどんな時でも守られているから大丈夫」
と思って、勇気を奮いたたせよう、と思います。
by dumbo-kakeru
| 2008-10-27 23:59
| つれづれ