舞台と物語に恋しているダンボの日記です。皆様に楽しいこと、幸せなこと、笑えることがたくさん降り注ぎますように!


by dumbo-kakeru
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やっぱり作家を演じることになった。

突然ですが、人間の生き方には、大きく分けて二つの種類があると思います。

①「目標」を立てて、それに向かって着実に努力を積み重ねる生き方。
②それと反対に、とくに「目標」は立てず、何かしらのご縁で「やるはめになったことを「はいはい」とやる生き方。


私は今まで、①のやり方を中心に生きていた気がするのですが、最近は②も大事だなあ、と思っているのです。
8年間ぐらい、「一流の脚本家になりたい!」と思って自分なりに一生懸命努力してきたのですが、そういう「自己流」の努力の仕方では、どこか限界があるなあ、と感じたからです。

だから最近は、脚本だけでなく、気功をやったり役者をやったり、ご縁を感じるいろんなことをしています。
すると、何をやるのも楽しいのですが、時々目標がわからなくなって、
「私はどこに行こうとしているんだろう?」
と不安に思うこともあります。

10月の音楽劇も、もちろんオーディションを受けたのは私自身なのですが、
実はあんまり深い考えはありませんでした。

「どうしても出たい!」と思っていたわけではないし、気になる役もあったけれど、
他の役者さんほど強い思いで「この役がやりたい!」と思っていたわけではありませんでした。
また、今も他の脚本を書いているので、気分が「役者」になりきれず、「脚本家」をひきずって稽古をしている気もしました。

だから、「私はいいかげんな気持ちで出ようとしているのではないだろうか?」
と少し申し訳ない気持ちにもなりました。
でも、これが今の私の気持ちなのだから、やっぱり正直に、自然体でいようと思いました。

その結果、いただいた役がもし女性の役ならば、
「女性らしくなりなさい」
と神様に言われているのだろうし、
コメディタッチの役ならば
「三枚目な部分を大事にしなさい」
と神様に言われているってことだから、そのご縁を受け入れて、なんでも楽しんでやろう、と思いました。

で結果的に、「太宰治」をモデルとした、「太宰修治」という役になりました。
この作品の中では、あまり大きい役ではありません。
だから一瞬、ほんのちょっとだけ、がっかりしてしまったのですが…

でもすぐに思いました。
とても偉大な作家を演じられるのは、ありがたいことだな、と。
しかも、有名な方なので、資料もたくさんあります。
「神様からのギフトに間違いないな」、と感じました。

私は「太宰治」に、あまり詳しくなかったのですが、調べていくと、彼の生き方には、とても共感できます。
今さらですが、「なんて魅力的な方だろう!」と思いました。
「作家」としてすごく影響を受けそうで、ワクワクしはじめました。

私は100パーセント役者ではないかもしれないけれど、
今回、「作家」をひきずりながら「作家を演じて」良いと、神様に許可をいただいた気がしました。

素敵なご縁に感謝しています。
まわりの方にご迷惑をかけないように、
そして少しでも良いエネルギーを出せるように、
楽しんで取り組んでいきたいと思います。
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by dumbo-kakeru | 2008-09-12 18:23 | 舞台