舞台と物語に恋しているダンボの日記です。皆様に楽しいこと、幸せなこと、笑えることがたくさん降り注ぎますように!


by dumbo-kakeru
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

物事を真っ直ぐ見る目とナナメから見る目。

最近、いろいろ書くものがあるのですが、その中の一つ、「伊丹想流私塾」の課題を書いていて気づいたことがあります。

今私が書いているものは、
「赤ちゃんを妊娠したけれど、産めないまま亡くなった妻」と、「残された夫」が、
異空間で不思議な出会いをするという物語です。
そう書くと、とても哀しい物語に見えますよね。
私も、最初は哀しく美しい物語を書くつもりでした。
ですが、師範の方々にダメ出しを頂いて書き直すうちに、どんどん雰囲気が変わってきたのです。

気がつくと、女のエゴが露骨に見える、ホラーっぽいというか少しコメディっぽい話になってしまいました。
私が思っているようなものではなくなったけれど、最初に私が書いたものよりは面白くなったんじゃないかな、と思います。

前回の講義の時に、師範の方がこうおっしゃっていました。

「ラブストーリーは、コメディとすごく近いところにある。
二人の濃密な事情は、はたから見るとものすごく滑稽に見えるものだ」

と…。

本当にそうなんだろうな、と思います。

自分のことを振り返ってみると、私はこのブログにも書いているように、最近恋をしたのですが…
この上なく真剣に、真っ直ぐ恋をしていたつもりなのに、その話をすると、たびたびいろんな方に面白がられたり、笑われたりしてしまうのがちょっと心外でした(笑)
でも、一生懸命すぎた私の姿は、はた目から見ると、かなり面白かったのだと思います。
だから、仕方ありませんね^_^;

私はいつも面白いものを書きたい、笑えるものを書きたいと思っています。
だけど、笑えるものを書くのは難しいなあ…と思っていました。

もしかしたら、今までの私は、何事においても、「恋をしている時」のように余裕がなく、真っ直ぐな物の見方しかできなかったから、面白いものが書けなかったのかもしれません。

真っ直ぐではなく、ナナメから見たり、裏返して見たりできるようになれば、きっと笑いが生み出せるのだと思います。
「笑い」というのは、「価値観のズレ」から生まれるものなのでしょうから…

真っ直ぐで一生懸命なのは私の長所ではあるけれど、
その部分は残したうえで、ナナメから見ることも遊べる、「心の余裕」を持ちたいな、と思いました。

…というわけで、筒井康隆さん訳の「悪魔の辞典」をネットで注文してしまいました。
ナナメからというか、ひねくれた物の見方をする訓練になりそうです。
たとえば…

【食欲|しょく‐よく】[名]
なぜおれは働かねばならんのか、という疑問の答えとして神があたえた本能。

BIRTH【誕生|たん‐じょう】[名]
生涯に遭遇するあらゆる大惨事のうち、最初で最悪のもの。その性質は千差万別。

BRIDE【花嫁|はな‐よめ】[名]
幸せいっぱいの見通しが過去のものになった女。

EMOTION【感動|かん‐どう】[名]
心臓からの血流が多く頭へ行くために起きる衰弱。ときにはおびただしい塩化ナトリウムの水溶液を両眼から噴出する症状を伴う。


うん!ナナメってるナナメってる!
これは面白そうだ!
[PR]
by dumbo-kakeru | 2009-06-21 00:13 | つれづれ